昨今、リフォームする人が増えるにつれて、リフォームに関わる仕事の需要が増えつつあります。
転職を考えるさ中、リフォーム営業が転職候補に含まれている方もいると思います。
ですが、建築系営業職はきついイメージがあって足踏みされる方もおおいのでは?

給料が良くてもきつい仕事は嫌だな…。
正直、きつい仕事が嫌なら、リフォーム営業は本当にきついのでやめた方がいいです。
楽で安定した仕事を求めている方だと、続けていくうちに後悔してしまうと思います。
ですが、そんなリフォーム営業にも5つメリットがあります。
・高収入が狙える
・自分で仕事のやり方が決められる
・お客様からめちゃくちゃ感謝される
・未経験OK
・未経験でも幅広い知識がつく(ツブシが効く)
リフォーム営業は確かに、きつくてやめたくなることもありますが、元リフォーム営業の筆者としてはやってよかったなと思っています。
リフォーム営業の仕事に向いているなと思う人の特徴は
・未経験からお金を稼ぎたい
・未経験から専門的な知識を身に付けたい
・会社員でも縛られずに働きたい
・直接感謝される仕事がしたい
リフォーム営業って、敷居が低い割に経験できることが多いんですよね。
この記事では、元リフォーム営業の筆者が、これからリフォーム営業への転職を考えている方へ、リフォーム営業のきついこと、メリットなどを包み隠さずご紹介しています。
リフォーム営業をはじめて後悔する人を1人でも減らしたいので、後悔したくない!という方は読んでみてくださいね。
・仕事としてリフォーム営業を選択する不安
・ほんとうにリフォーム営業になりたいかわからない…
・会社選びに失敗しないかの不安
早速見ていきましょう!
リフォーム営業はきついからやめた方がいいです。

世間で言われている通り、リフォーム業界、特にリフォーム営業の仕事はきついです。
休日出勤、残業は当たり前。
リフォーム会社には、世間一般でブラック企業に含まれる会社が多いと思います。
きつい仕事が嫌ならやめておくべき

休日出勤も、残業も絶対無理ーっ!!
正直、休日出勤や残業は考えられない!という方は、リフォーム営業はやめておいた方がいいです。
給料は少なくても、定時退社できて、土日祝日が休みの会社はありますし、そういった会社に転職することをオススメします。
実は、筆者もそういう生活に憧れていました。筆者はのんびりするのが好きだったので…
しかしそんな筆者でも、今はリフォーム営業は続けてよかったと思っています。
リフォーム営業がきついと言われる理由5つ

⒈ 飛び込み営業は精神的にきつい
どの業種でも共通だと思いますが、飛び込み営業はすごくきついです。
怒鳴って追い返されるのは日常茶飯事、しまいには塩をかけれることもあるのだとか…
飛び抜けた営業力、コミュニケーション能力があれば、別ですが、飛び込み営業はちょっとハードル高めです。
飛び込み営業型ではなく反響営業型のリフォーム会社をおすすめします。
反響営業型とは…
チラシやWEBサイトを見たお客様から、直接お電話をいただいて対応していくスタイルです。
⒉ ノルマがきつい
営業会社には売り上げのノルマがあります。
月(もしくは数ヶ月単位)のノルマが達成できないと、結構ツメられます。
最初の頃は結構きつかったです…
仕事に慣れてくれば、ノルマはこなせるようになってきますよ。
⒊ 残業が多い

残業はかなり多いです。
当時の上司の影響ですが、筆者がリフォーム営業を始めたてのときは、朝まで残業することもありました。
働き方改革もあってずいぶん改善されてきていますが、それでも1日2〜3時間程度の残業は覚悟しておきましょう。
あとは作業効率次第で、残業時間は大きく変わります。目指せ定時退社!
⒋ 休日出勤が多い

平日は現場の管理で休めない、土日はお客様とのお打ち合わせで休日出勤ばかり。全然休めてません…
リフォーム営業では、休日出勤が続いて15連勤しました、という話もめずらしくありません。
お客様や職人の言われたままにスケジュールを組んでいると、休みがない状態に陥りがちです。
スケジュールの中に前もって、代休、公休の予定も入れておけば、比較的しっかりと休みが取れます。
しかし現場でのトラブルや、予定がどうしてもずらせないお客様の対応中は休日出勤する場面も。
⒌ お客様、職人との打ち合わせが億劫
リフォーム営業は、お客様、職人、問屋など、人と話す機会が多いです。
ですので、人と話すのが苦手な方には結構きついです。
僕はもともと人と話すのが好きではなかったので、当初、結構ストレスに感じてました。
ですが、結局はトークやコミュニュケーションも慣れです。
仕事をしていく中で、トークのコツを掴んできたら、人と話すことがそれほど苦ではなくなります。
リフォーム営業のメリット【高収入が狙える】

実際に働いてみて感じたメリットをご紹介。
筆者としては、未経験の20代でも高収入を狙えるというのが一番ぐっときました。
高収入が狙える仕事
リフォーム営業は成果報酬性ですので、高収入が狙えます。
年収が1000万超えている、という話も聞きます。
リフォーム営業は初心者からでも稼ぎやすいジャンルだと思います。
仕事は自分の裁量次第
仕事の進め方、スケジュールはある程度自由がききます。
会社としては、売り上げを上げてくれれば良いのです。
筆者の会社では売り上げさえ達成していれば、平日に連休をとるのも、15時くらいに帰宅するのもOKでしたよ。
お客様から感謝される

お客様から直接感謝される仕事って、意外と少ないと思うんです。
リフォーム営業は住居の問題を解決する仕事なわけですから、お客様に感謝されることが多いです。
実際に僕も、食事に招待していただくことは多いですし、リフォーム工事後に高いお酒を頂いたことも。
お客様から本気で、感謝を伝えられるとグッとくるものがあります。
未経験OK
リフォーム営業は、基本的に資格を必要としません。
求人を出している会社の多くは、「未経験OK」としていることが多いです。
未経験からできる仕事で、ここまで多くのことを経験できる仕事って多くないです。
リフォーム営業がきついときはやめてもいい

リフォーム営業を始めて見たけど、全然うまくいかないな…向いていないのかな。

リフォーム営業に向いていないと感じたら転職を考えてもOK。リフォーム営業で培った経験を活かせる仕事は意外と多いんですよ。
経験を生かして転職できる
リフォーム営業はいろんな知識が求められるのと同時に、いろんな知識、経験が培えます。
もし、リフォーム営業に向いていないな、と感じるなら転職もアリ。
経験を生かせる転職先が多いのもリフォーム営業の魅力です。
経験を活かして転職できる仕事【一覧】
- 施工管理
- 積算
- インテリアコーディネーター
- 職人
- 建材メーカー系営業
- 建築設計
建築設計は資格や、CADソフトの使用経験が求められる場合が多いですが、探せば無資格、未経験OKのところもありますよ。
後悔しないリフォーム営業会社の選び方

筆者は、リフォーム営業の仕事を通じていい経験ができたので推奨派です。
ですが会社によっては、給料がしっかりもらえなかったり、通常以上の仕事を押し付けられたりするかもしれません。
2社のリフォーム会社を経験し、5年間リフォーム業界に在籍している筆者なりに後悔しないリフォーム会社の選び方をまとめてみました。
業績が良い
まずは業績がいいこと。ここが一番大事ですね。
昨今のリフォームブームでリフォーム会社がたくさん増えました。
数が増えた分、競争は激化して潰れている会社も数多く…
しっかりと給料をもらえるように、業績が好調な会社を選びましょう。
会社の業績はHPに書いてあることが多いのでHPは必ずチェックしましょう!
成果報酬の制度がしっかり決めてある

成果報酬が社長の気分次第…というような会社は絶対やめておきましょう。
求人票だと詳細は書いていないので、面接のときか、転職エージェント経由であれば、エージェントの担当者の方に聞いてもらいましょう。
実現できる目標を立てている
業績の上がらない会社の中に、実現不可能な目標ばかり立てる会社があります。
そういった会社は、個人の目標も達成困難な金額を設定しがちなのでやめておきましょう。
自分が受けようとする会社は、年度ごとの目標達成率をしっかり確認しておきましょう。
反響営業型が断然おすすめ
リフォーム会社には
・飛び込み営業型
・反響営業型
この2つがあります。
飛び込み営業は説明するまでもないですね。
反響営業型というのは、チラシやHPをみて電話をいただいたお客様を対応していくスタイルです。
もともとやる気のあるお客様のみを相手にするので、成約しやすく、仕事のストレスも少ないです。
会社に聞きづらい…そんな時はエージェントサービスがオススメ!
未経験からの転職となると、エージェントサービスはハードルが高いかな…と思うかもしれません。
(↑実際に筆者がそうでした)
しかし未経験OKのエージェントサービスはたくさんありますし、エージェントサービスに登録すると受けたい企業へ聞きづらいことまで代わりに聞いてくれます。
・企業に対して聞きづらいことを代わりに聞いてくれる
・無料で面接対策、履歴書の添削サービス
・非公開の求人が見れる
・自分の市場価値を明確になる
無料で面接対策や履歴書の添削までしてくれるんです。
もしエージェントサービス経由の求人に希望するものがない場合でも、他のサイトで探した求人の面接に活用できるので転職する側からしたらメリットしかありません。
転職を本気で考えるなら、とりあえず登録しておくことをオススメします。
きついリフォーム営業の仕事を通して学んだこと

- お金の稼ぎ方
- 効率のいいスケジューリング
- 感謝されることの心地よさ
- 建築系の知識
- 建築系CADの使い方
- インテリアコーディネーターの知識
お金の稼ぎ方は別業種でも応用が効くスキルです。
営業職は、将来AIが発達してもなくならない仕事ですし、そういう意味では将来性◎ですね。
CADや資格勉強は個人的に勉強したんですが、実務と関連性のあるものなので取り組みやすいです。
将来性を高めることにもつながりますし、実務に余裕が出てきたら勉強するのはアリ。
最後にまとめておくと
・高収入が狙える
・自分で仕事のやり方が決められる
・お客様からめちゃくちゃ感謝される
・未経験OK
・未経験でも幅広い知識がつく(ツブシが効く)
- 飛び込み営業は精神的にきつい
- ノルマがきつい
- 残業が多い
- 休日出勤が多い
- お客様や職人との打ち合わせが億劫
リフォーム営業はきつい仕事です。
それでも筆者はやって良かったと思います。
長々とリフォーム営業について書きましたが、これからあなたがどうするかの参考にしていただければ幸いです。
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