マンションリフォーム営業への転職ってぶっちゃけどうなの?【元リフォーム営業が解説】

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転職活動中
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最近、マンションの案件だけを請け負うリフォーム会社が多いけど、マンションのリフォーム営業ってどうなの?


もきち
もきち

マンションリフォーム営業は覚えることが少なく済むので、初心者でも挑戦しやすいんです

他にも、一般的なリフォーム営業との違いがいくつかあるのでご説明しますね


昨今、住友不動産や無印良品など、名だたる大企業がマンションリフォームへ参入しています。


転職サイトを見ていると、マンション案件のみを請け負う企業の求人も増えていますよね。


この記事ではリフォーム会社勤務の筆者が、マンションリフォーム営業に転職ってぶっちゃけどうなの?


というテーマでお話ししていきます。


記事の内容
  • マンションリフォーム営業のメリット、デメリット
  • 戸建よりもマンションリフォームが楽な理由
  • 未経験からでも挑戦しやすい
  • マンションリフォーム営業は戸建住宅の知識が身につかない
  • クレームへの対応が多い
  • マンションリフォーム営業への転職はアリ!


この記事で解決する悩み
  • マンションリフォーム営業に転職してうまくいくか不安…


マンションリフォーム営業への転職ってどうなの?


マンション専門のリフォーム営業と、一般的なリフォーム営業は大まかな仕事の流れは一緒です。



マンションリフォーム営業ならではのメリット、デメリットがあります。


マンションリフォーム営業のメリット、デメリットを大きく分けるとこんな感じ

メリット


  • 戸建リフォームよりも楽
  • 未経験でもハードルが低く、成果が出やすい


デメリット


  • 戸建住宅の知識が身につかない
  • 近隣とのトラブルが多い


それぞれもう少し詳しく解説していきますね。

戸建よりマンションリフォームが楽な理由


マンションリフォームが戸建リフォームよりも楽だと言われる理由はいくつかあります。

構造を考えなくていい


マンションリフォームは、建物の構造、耐震強度などを考える必要がありません。


不動産の選定からする場合は、1981年に定められた新耐震基準かどうかくらいは気にしますが、その話は追々。


戸建、特に木造建築だと、筋交いだとか耐力壁だとかの耐震構造うんぬんの話が出てきてけっこうややこしいです。

工事できる範囲が決まっている


マンションのリフォーム工事では、基本的に共用部、窓、躯体に干渉することができません。


もともと工事できる範囲が決まっているので、設計もしやすく、考えるべき要素が少なく済みます。

外構工事がない


先ほども言った通り、マンション工事は外回り、共用部の工事は禁止されているので外構工事がありません。

その分、戸建住宅のリフォームよりも範囲が狭くなり楽です。

土日祝日の休みがとりやすい


リフォーム営業をしているとどうしても多くなる休日出勤。


土日祝日でも、現場の管理に打ち合わせが重なり休めないことが多いです。


しかし、マンションの工事って土日祝日が入れないことが多いんですよね。


ですのでマンションオンリーでやっていると、土日祝日はぐっと休みやすくなります。

未経験からでも転職のハードルが低い


覚える範囲が少ない


戸建のリフォームよりもマンションリフォームは覚えることが圧倒的に少ないです。


リフォーム営業は様々な知識が求められます。


そこが面白いところでもあるのですが、初めてリフォーム業界に飛び込むなら、比較的覚えることが少ないマンションリフォーム営業はハードルが低く、挑戦しやすいです。

未経験からでもOK、即戦力


リフォーム営業自体、未経験OKのところは多いです。


特にマンションリフォームは前項でも伝えた通り、覚えることが少ないので、即戦力として活躍できます。


早ければ、1年くらいでベテランと肩を並べるくらいになることも可能です。


もちろん、そうなるための努力は必須ですよ。

案件発生〜成約までがスムーズで成果が出しやすい


マンションリフォームは部屋の広さがあらかじめ決まっているので、ある程度プランも絞られます。


外構工事などの要素もないので、同じ金額帯の戸建リフォーム工事に比べてスムーズに成約につながることが多いです。


案件発生〜成約までが早いので、その分成果も上げやすいです。

戸建住宅の知識が身につかない


日本の戸建住宅の割合は54%以上


最近はマンションが人気だとは言っても、日本は未だに戸建住宅の方が若干多いです。


とはいえ半分くらいはマンションですので、マンションのみに絞っても食いっぱぐれることはないでしょう。


しかし、いろいろなリフォームを経験したい!と言う気持ちがあるなら、総合リフォーム営業への転職も検討してみてください。

転職するときの幅が狭くなる


幅が狭まると書きましたが、正直、転職に関してはそこまで大きく影響はありません。


ただ大手のリフォーム会社で、戸建リフォームも手がける会社だと、経験が少ない、と面接を落とされる可能性はあります。

面接担当
面接担当

うちは総合的にリフォーム工事を担当するから、マンションリフォームしか経験がないのは不安だな…



マンションリフォームは近隣トラブルが多い


クレーマーの対応は必須


工事にクレームをつけてくるクレーマーは一定数います。


クレーマーでなくとも、毎日ガンガンッゴンゴンッ工事の音が響いていたら文句を言いたくなりますよね。


戸建よりマンションの方が騒音に対するクレームが多いので、クレームへの対応は多くなります。

マンション管理規約に苦しめられることも


マンションによっては、工事の時間が制限されたり、工事養生を都度貼り変える必要があることも。


他にも申請についてや、工事中の細かい決まりが多くて工事がうまく進まない、なんてこともあります。

ぶっちゃけ、マンションリフォームへの転職はアリです


ここまで読んでいただきありがとうございます。


最後に記事の内容をまとめて終わろうと思います。


デメリットもあげましたが、クレームうんぬんに関しては総合リフォーム会社にも言えることですし、


筆者はマンションリフォーム営業はアリだと思います。


リフォーム営業を続ける上で、一番みんなの悩むポイントである

・休日出勤が多い
・残業が多い


これらのことが改善しやすい業態だからです。


最後に記事で紹介したメリット、デメリットをまとめておくと、

マンションリフォーム営業のメリット
  • 覚えることが少ない
  • 休日がとりやすい
  • 残業が少ない
  • 案件発生〜成約までがスムーズで、成果をあげやすい
  • 未経験からでもハードルが低く挑戦しやすい
  • 1人前になるまでが早い


マンションリフォームのデメリット
  • 戸建住宅の知識が身につかない
  • クレーム対応が多くなりがち


長所は短所、マンションリフォーム営業は覚えることが少ない分、覚えられる知識の範囲が狭まります。


広い知識を求めない人はいいと思いますが、戸建住宅のリフォームをやっていると図面の知識なんかも身につきます。

・将来のために建築の知識を蓄えたい
・建築士の資格取得したい


こんな考えを持っているのであれば、戸建リフォームの経験もあった方がいいでしょう。


今回紹介したメリット、デメリットのしっかり把握して、自分に合うかどうかよく検討してみてください。


みなさんの転職がうまくいくことを祈っています。



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