
リフォーム営業の求人って、意外と給料いいな
求人サイトの求人を見ていると、比較的給与水準が高いリフォーム営業。
給与額をみてリフォーム営業が気になっている方もいると思います。
かくいう僕も、高い給料に惹かれてリフォーム営業の世界に飛び込みました。
それまでサービス業で働き、低所得者だった筆者が、リフォーム営業に転職してから3年間で、年収を3倍以上まで増やすことができました。
しかし、リフォーム営業などの建設業には3K(キツイ、汚い、危険)のイメージもありますよね。
リフォーム営業に興味があっても、給料面や大変さを考えると、応募するまで踏み切れない…。
この記事では、リフォーム営業への転職で悩んでいる方の疑問や不安を解消できる内容となっています。
リフォーム営業の仕事内容や待遇、残業時間、ぶっちゃけた年収まで、リフォーム営業の経験をもとに詳しくご説明しますので最後まで読んでみてください。
・リフォーム営業の仕事内容・待遇
・リフォーム営業で筆者が実際に稼いだ給料
・リフォーム営業に向いている人
・リフォーム営業を経験した筆者の正直な感想
・リフォーム営業になるには
リフォーム営業への転職で年収が3倍に!具体的な仕事内容は?
まず、リフォーム営業には2つのパターンがあります。
⒈反響型営業
▽コールセンター等、会社の窓口に連絡をくれたお客様へ接客していくスタイル
⒉飛び込み型営業
▽新規のお客様を直接訪問して、新規顧客を開拓していくスタイル
ここの選択が大事です。
反響型営業は、そもそもリフォーム工事をしたくて自分の意思で連絡してきてくれたお客様相手なので、話も進めやすいですし、比較的楽です。
ですが、飛び込み型営業は1日何百件と知らないお家を訪ね歩いて、話を聞いてくれるのは1、2件あるかないか…。
筆者は飛び込みの経験がないのですが、飛び込み営業をしていた同僚から聞いた話では、塩を投げられ追い返されることもあるのだとか…。
正直、飛び込み営業はオススメしませんし、経験もないので詳しくは書きません。
その代わり、この記事では反響営業型の方を深掘りしていきたいと思います。
リフォーム営業の仕事内容【反響営業型】
反響営業型の仕事の流れはこんな感じ。
窓口からのお客様への連絡、現地調査のアポイント
▽
現地調査、ヒアリング
▽
見積もり作成
▽
商談
▽
契約
▽
工程組み、発注作業
▽
着工、現場監理
▽
引き渡し
担当する案件の規模によって数は変わりますが、基本的にいくつかの案件同時に担当するようになります。
会社によって、見積もり担当の積算がいたり、現場監理が別にいたりと様々ですが、小工事から請け負うリフォーム会社は営業、施工管理セットになっている会社が多いです。
ちなみに、求人で反響営業型を謳っている企業でも、実は2割が反響営業で8割は飛び込みです、なんてところもあるので、会社選びの際には気をつけましょう。
気になる待遇面は?リフォーム営業は高収入だった!【年収を公開】
リフォーム会社の求人って、待遇面、特に給料と残業時間を明記していない場合が多いように思います。
リフォーム営業の待遇面と一概にいっても、会社によってさまざまですので、はっきりこうだ!とは言えません。
ですので、僕の経験や、リフォーム会社で働いてる知り合いの話をもとにした内容をお伝えします。
リフォーム営業は残業が多い
僕の勤めていた会社は月に残業が100時間なんてザラでした。

残業100時間越えなんて!!あーもう、リフォーム営業は無理!
こうなった人もいると思いますが、もう少しだけお付き合いください。
リフォーム会社の求人を見てもらうとわかりますが、みなし残業が付いているところが多いんですよね。
しかも実態は、みなし残業の超過分はサービス残業という悪夢…。
なんだか悪いところしか見えてこない気がしますが、リフォーム営業は成果報酬型が多いです。
サービス残業はあくまで自分の給料のため。
残業をしたことで生まれた利益が自分の給料となって還元される会社が多いです。
加えていうと、慣れてくれば残業時間は減らしていけます。
役職があったりすれば別ですが、毎月45〜60時間くらいの残業で仕事を回すことも十分可能です。
実際に僕が3年目以降は、残業時間が45〜60時間程度でした。

45時間でも長いよ…。
正直、全く残業がないリフォーム会社はないでしょう。
ですので、45時間も残業をしたくない!という方には不向きかもしれません。
あとは給料との兼ね合いですよね。
それでは次に、転職の際に一番気になる給料面の話をしていきたいと思います。
リフォーム営業は高収入でした【実際の年収を公開します】
残業時間の話を聞いてげんなりされたかと思いますが、僕は残業時間分、むしろそれ以上に給与がもらえていたのでリフォーム営業を続けられました。
一例として、入社から3年目まで僕の年収を特別に公開します。
僕がリフォーム営業でもらえていた年収がこちら。
経験年数 | 年齢 | 年収額 |
1年目 | 22歳 | ¥3,500,000- |
2年目 | 23歳 | ¥5,000,000- |
3年目 | 24歳 | ¥6,500,000- |
どうですか?
日本の平均年収は、2021年時点で20代はおよそ350万円、30代でも450万円程度。
50代を超えてやっと600万円を超えると言われています。
そう考えると、未経験の20代、3年目で650万もらえれば多いほうですよね。

未経験の3年目でこんなにもらえんの!?やっほーいっ!
低所得者だった当時の僕からしたら驚愕でした。
会社は特別大きくもない中小企業です。
都市部でも地方でも、リフォーム会社ならこのくらいの金額は十分可能です。
ちなみに、僕の勤めていたリフォーム会社は、小規模工事をメインとする会社でしたが、500万〜1000万以上の大きな規模を専門で請け負う会社であれば、もっと稼げますよ。
給与は成果報酬型が多い
先ほど公開した僕の年収額は、インセンティブの割合が多いです。
自分の売り上げた金額の数%が、月々の報奨金やボーナスに反映される感じです。
ですので、しっかりとノルマをこなせる人にとっては稼ぎやすい環境なんです。

mokichiさんが特別多くもらっていただけなんじゃないの?

そんなことはありません、僕の周りにはもっともらっている人もいましたよ
所属していた営業所ではトップセールスでしたが
別の営業所ではもっと年収が高い人がいましたし、別の会社では年収1000万円を超えているという人もいました。
若くて、経験がないリフォーム営業初心者が、1〜3年で高収入を目指せる会社は多いです。
休日が取りにくいってほんと?
リフォーム営業で休みが取りづらいのは本当です。
上げて落とすようで申し訳ないのですが、営業と施工監理を一貫して行うスタイルの場合、お客様との打ち合わせは平日の夕方、もしくは土日が多く、平日の日中は工事が入っていてなかなか休めない!といったことが起きやすいです。

気づいたら30連勤してた…。
休暇がとれなくて30連勤していた、という声もよくききます。
しかし、休みがしっかりとれるかどうかは、自分のスケジュール管理次第です。
自分のスケジュールをしっかり管理できる人は、ちゃんと休めますよ。
コツは事前に、スケジュール内に休暇の予定も組み込んでおくことです。
僕は趣味が多いので、事前に遊びの予定を立ててしっかり休んでいました。
リフォーム営業への転職、向いてるのはどんなひと?
リフォーム営業は大きく稼げる反面、残業や休日出勤が多いことをご紹介してきました。
少し特殊なリフォーム営業の仕事に向いている人はどんな人なのか?
リフォーム会社で実際に働いた経験のあるmokichiなりに考えてみました。
①稼ぐことに貪欲な人
僕が考えるリフォーム営業に向いているタイプは、お金を稼ぐのに貪欲なタイプですね。

お金を稼ぐためなら、サービス残業も休日出勤もへっちゃらです!

極端だなぁ。休日出勤や残業は業務の効率化で減らしていきましょう
サービス残業も休日出勤も厭わずに働け、という意味ではありません。
リフォーム営業の給料は、自身の売り上げ次第です。
ですので、自分が稼ぐために売り上げを伸ばす必要があります。
労働時間が長くても売り上げがないと給料が上がりませんし、
逆に、労働時間が短くても売り上げが多ければたくさん給料がもらえます。
時間単価ではなく、成果への報酬だということを意識して取り組めること、売り上げを稼ぐことに貪欲
になれる人はリフォーム営業でも、しっかりと給料を稼げて楽しく仕事に取り組めるはずです。
②スケジュール管理が得意な人
リフォーム工事の工程管理する上でも、しっかりと休日を取るためにも必要なスキルです。
これができない人は、残業時間の多さや、休日の少なさが嫌になり、仕事をやめていきます。
稼ぐことも大事ですが、長く働いていくために欠かせない要素ですね。
とは言えスケジュール管理は、もとから得意でなくても、意識しながら働いていれば自然と身についてくるのであまり気負いすぎずともOKです。
リフォーム営業に転職するには

残業も多いし、休みも少ないし、その上きつい仕事をしなきゃいけないなんて、リフォーム営業なんてなりたくないよ!

大変そうだけど、しっかり給料が稼げそうなリフォーム営業をやってみたい!
ここまで読んで、やっぱりリフォーム営業は嫌だな、と思う方もいると思います。
しかし、やっぱり給与に惹かれる!リフォーム営業を目指したい!という方に朗報です。
基本的にリフォーム営業は未経験OKです。
若い方が有利なのは間違いないですが、僕の勤めていた会社では40代、50代で転職してきた人もいます。
大手企業や、アトリエ系リノベーション会社など、一部、学歴や経験を重視する会社もありますが、選り好みしなければ、リフォーム会社は来るもの拒まずのところが多いように思います。
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